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ピーター・ハイアムズ(1977)『カプリコン・1』

CAPRICORN ONE
製作国:アメリカ/イギリス
上映時間:129
監督:ピーター・ハイアムズ
出演:エリオット・グールド/ジェームズ・ブローリン/カレン・ブラック

カプリコン・1 [Blu-ray]

カプリコン・1 [Blu-ray]

 

※旧サイトの感想メモのため、非常に短いです。

 初の有人火星探査船カプリコン1に打ち上げ直前トラブルが発生、3人の飛行士は国家的プロジェクトを失敗に終らせないため、無人のまま打ち上げられたロケットをよそに地上のスタジオで宇宙飛行の芝居を打つ事になる……。NASAが仕組んだ巨大な陰謀談を、ジャンルの選択が難しいほどにありとあらゆる要素を叩き込んで造り上げられた極上のエンタテインメント。帰還の際にロケットが爆発したため生きていては都合の悪くなった飛行士たちが、身の危険を感じて脱出逃亡する辺りから、映画のテンポは前半のミステリー・タッチよりアクション路線へと転じ、感動的なラストまで快調に突っ走る。P・ハイアムズの職人気質が余す所なく発揮された一本。

続けてSF作品。作品自体はかなり昔から知っていたのですが、機会がなくてなかなか見られませんでした。人類史上はじめて火星に到達した宇宙飛行士たち。しかし実は、その映像はセットで撮影されたやらせ映像だった……というところから始まる宇宙飛行士たちと国家の戦い。宇宙船は実際に宇宙に飛んではいるのですが、帰還時に問題が発生し、大気圏再突入で消滅してしまったのでNASAのお偉いさんの計画は大幅に狂ってしまいます。

このままでは自分たちは殺されると気付いた宇宙飛行士たちは、必死の逃走を図ります。そこに、事態に違和感を感じたジャーナリストが絡んできて……といった展開。

80年代っぽさが溢れる街並みといい、雰囲気といい、なかなか面白い佳作。映画的なご都合主義も多々見られますが、エンターテインメント作品と考えた場合、目を瞑れる程度。国家の陰謀とか、そう言った話が好きな方は、一度見てみても損はしないと思いますよ。