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古厩智之(2010)『武士道シックスティーン』

製作国:日本
上映時間:109分
監督:古厩智之
出演:成海璃子/北乃きい/石黒英雄

武士道シックスティーン [DVD]

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成海璃子北乃きいがダブル主演の剣道青春映画。誉田哲也の原作小説がとても好きだったので、どう料理してくれるか期待をして観てみました。監督は古厩智之。『ロボコン』とか『ホームレス中学生』とかを撮った監督のようです。ぼくはこの映画が初体験。

 誉田哲也の同名ベストセラーを「罪とか罰とか」の成海璃子と「BANDAGE バンデイジ」の北乃きい主演で映画化した青春剣道ストーリー。剣道への向き合い方がまったく対照的な2人の女子高生が出会い、ライバルとして互いに影響し合う中で様々な迷いや葛藤を繰り返しながら成長していく姿をユーモラスかつさわやかに綴る。監督は「ロボコン」「ホームレス中学生」の古厩智之
 厳格な父のもと、3歳から鍛練を積んできた剣道エリートの磯山香織。ずっと負け知らずだった彼女は、とある大会で同学年の無名選手にリズムを狂わされ、まさかの敗戦を喫してしまう。半年後、そのことが忘れられず、自分を負かした相手を追って剣道の名門、東松学園女子高等部に入学した香織。しかし、再会した因縁の敵、早苗は、勝ち負けにこだわらず純粋に剣道が好きというだけのお気楽少女だった。ストイックに勝つことだけを追い求めてきた香織と楽しむために続けてきた早苗。まるで理解不能の相手の出現に、最初は困惑するばかりの2人だったが…。

結論から言うと、「惜しい映画だなぁ」という感じでした。ネットの評判を観てみると、成海璃子の演技への評価がなかなかいいようですが、ぼくの目から見ると、あまり役と合っていない印象を受けました。磯山は、もともと独りよがりの視野の狭い部分のあるキャラクターなのですが、ちょっと全力でそれを押し出し過ぎ、というか何と言うか。まぁ、自分が苦手なだけかも知れません。

あと、剣道の描写がちょっと残念。もともと磯山は剣道の実力は折り紙付き、というキャラクターなのですが、何と言うか……あまり強そうには見えない。力押しというか、典型的な考えていない剣道というか何と言うか……。そう言った理由もあって、磯山のキャラクターに説得力があまり感じられないのですよね。

一方、北乃きいが演じるキャラクターのほうは、それなりに役にもハマっていて、落ち着いて観ていられた気がします。原作はセブンティーン、エイティーンと出ていますが、映画は……どうでしょうね。ちょっと難しいんじゃないかなぁ、と。