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おとやろぐ

イタリア製・ソ連製西部劇研究家見習い

棗椰子の実を食べる

先日東京に行った際にお邪魔したペルシア料理店でご飯を食べていたとき、店長さんに棗椰子の実を食わされたんですよ。食わされた、というと変な言い方ですが、あの店は料理を食べている客の間を店長が歩き回って、手に持ったいろんな食べ物を配って歩くスタイルの店なので、まさに食わされた、という感じ。

さらにぼくの場合は、「これペルシア語で何て言うー?」「え、わかんない」「ホルマーだよー」という、謎の即席ペルシア語講座のおまけつき。帰ってから辞書を引いてみたらخرماでした。初めて生のイラン人のخの発音を聞けたのは収穫でした。教科書的には無声軟口蓋摩擦音です。

で、このホルマー。要するに棗椰子の実を乾燥させたもので、一般にはデーツとして知られているものです。日本ではあまり馴染みがありませんが(とんかつソースに入っているらしい)、中東では割とポピュラーな食べ物です。ラマダーンの際には日没後、まずこのホルマーと動物の乳を飲むのが習慣になっている、という話もあります。

味は何というか、プルーンをものっすごく甘くした感じというか、ほんの少し果物感のある甘納豆というか、そんな味です。要するにとても甘いです。コーヒーにも合うし、日本茶にも合う感じ。あまりに美味しかったので、帰りがけに箱買いしてしまいました。

棗椰子

7x3x2で42個。これだけ入ってお値段なんと430円。1個あたり10円ちょっとです。ちょっと小腹が空いた時や、お茶請けに1つずつ、大切に食べています。乾物なので割と長持ちするのも良いところです。