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おとやろぐ

イタリア製・ソ連製西部劇研究家見習い

カムラン&フーマン - ぼくと一緒に

言語

最近カムラン&フーマンというアメリカで活動するペルシア系ダンスポップユニット(?)がぼくの中で流行っているのですが、今回この曲の歌詞を訳したのでご紹介。
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セニョリータ 恋することを怖がらないで おいで
ぼくと一緒に
セニョリータ 君の心をぼくに預けて おいで
ぼくと一緒に
セニョリータ 恋することを怖がらないで おいで
ぼくと一緒に
セニョリータ おいで きみはライラになってくれ ぼくはマジュヌーンになろう

君はぼくがある日君を失望させて 君の心を壊すことを恐れている
君はぼくが恋の道の約束を破ることを恐れている
君はぼくが誠実じゃなくて 恋を踏みつけにするんじゃないかと思っている
君はぼくがいつか行ってしまって 一晩中待っていることになるんじゃないかと思っている

セニョリータ 恋することを怖がらないで おいで
ぼくと一緒に
セニョリータ 君の心をぼくに預けて おいで
ぼくと一緒に
セニョリータ 恋することを怖がらないで おいで
ぼくと一緒に
セニョリータ おいで きみはライラになってくれ ぼくはマジュヌーンになろう

ぼくといれば 君は悲しむことはない
ぼくといれば 君は少しのものもいらない
ぼくといれば 地も天もぼくらの愛を妬むだろう
ぼくといれば 二人は遠いところまで行ける 光の宮殿 太陽にまでも
ぼくといれば 君は二人を楽園に連れていく運命を知るだろう

(君ととなりにいるといつも
 ぼくは君にぼくが感じているように感じてほしいと思う
 もし君がぼくがどれだけ君を好きで、君が必要で、君を離したくないのかさえ知っていてくれれば
 でも君はすべて ぼくが君を傷つけて悲しませるための嘘だと思っている
 君はそれがぼくじゃないことを知らない
 だってぼくは君が好きで、君が欲しくて、君を行かせたくないから)

セニョリータ 恋することを怖がらないで おいで
ぼくと一緒に
セニョリータ 君の心をぼくに預けて おいで
ぼくと一緒に
セニョリータ 恋することを怖がらないで おいで
ぼくと一緒に
セニョリータ おいで きみはライラになってくれ ぼくはマジュヌーンになろう

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口語的な表現がかなり多くて苦戦したのですが、以下のサイトの英訳を参考にしつつ、ペルシア語から直接翻訳しています。
Translation of "Oon ba man" by Kamran & Hooman from Persian to English

いくつか翻訳中にハマったところとか、補足をご紹介。

ライラとマジュヌーン:イスラム圏では非常に有名な悲恋物語です。美女ライラに恋するあまり、マジュヌーン(ジン憑き)=狂人となってしまう青年の物語。ポップソングの歌詞にまででてくるんですね。ちなみにペルシア語ではレイリーとマジュヌーンになるみたい。

اون:本作のタイトルはペルシア文字で書くとاون با منとなるのですが、このاونがそもそも意味不明で詰みかけました。いろいろ調べた結果、どうやら遠称を表すآنの口語的表現っぽい。That's with me みたいな感じ。

رفتنの現在語根について:رفتن(行く)の現在語根は文語ではご存知のとおりروなわけなのですが、どうやら口語ではرになるっぽい。つまり文語では「ぼくは行く」はمی رومになるのですが、口語(というか本作の言い方)だとمی رمになるみたい。

فکر کردن:「思う」を意味するفکر کردنですが、ペルシア語の歌詞をネット検索してもفکرと書いてありますが、ぼくには何度聞いてもفرと言っているようにしか聞こえない。

直接目的語マーカー:定の直接目的語を表す後置詞として、文語ではراがありますが、口語ではروになるっぽい。はじめこれを「顔」の意味に取っていて、まったく意味不明でした。