おとやろぐ

イタリア製・ソ連製西部劇研究家見習い

画家の方とお話ししてきた

これがブログ慣れしている人なら「現役人気画家に聞いた、売れる絵の法則!」みたいな(詐欺)タイトルを付けるのだろうけれど、生憎ぼくはそういうセンスと性格を持ち合わせていないので、こういうどうでもいいタイトルになる。

先日、以前から気になっていた画家の方の個展に出かけた際、その画家の方が在廊しておりまして。その方がぼくの親族の知人という縁もあり、またその親族も一緒に画廊にお邪魔していたため、3時間くらいお話しを伺う機会がありました。技術はあるし、(ぼくから見ると)素敵なセンスをお持ちの画家さんなのですが、実力に比べると知名度がどうにも高いとは言いがたく、経済的にもなかなか苦労されているというお話。人によっては「変なところで頑固」との評価を受ける方らしいのですが、直接お話させていただいて、自分の作品自体に非常に誠実に向き合っておられるし、もうかなり年配の方であるにも関わらず、エネルギッシュに常に新しい境地を開こうとされていて若々しく、非常に素敵な方だな、という印象を受けました。

もう亡くなってしまったご友人の画家のお話から、支持体(板に布を貼ってキャンバスを作り、地塗りをして絵を描ける状態にしたもの)の制作に使う接着剤のお話、学生時代のお話までたっぷりお話しを伺うことができました。話し出すと止まらないという感じで、まだまだお話が伺えそうな感じでもあったのですが、さすがにあまり詳しくない分野の話を3時間ぶっ通しで伺っていて情報量が大変なことになったこと、他のお知り合いの方がいらっしゃったこともあり、そのあたりで辞去してきました。お話しする機会があると分かっていれば、もう少し下調べとかして出かけたんですが、本当に突然だったので。

ほんとはねぇ、その方の作品、小さいものならそんなに高くないはずなので、1作くらい欲しいのだけれど。旅行前で手元不如意だったこともあり、今回は買えませんでした。またこちらで個展をやってくださったら、その時こそ買わせていただこう。ぼくは彼の最近の作品のほうが好きなので、そういった意味では、次の個展ではどういう新境地を見せていただけるのか、今から楽しみなのです。

追記

「そんなに高くない」と言っても、小さいもので15万ほど。版画に比べるとやっぱりそこそこの値段はしますね。