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おとやろぐ

イタリア製・ソ連製西部劇研究家見習い

ライフログアプリ Momento 有償バージョンアップとその注意点

世の中にはiOS対応のライフログアプリがいろいろありますが、ぼくが少なくとも、もう3年以上にわたって愛用しているのがd3i Ltdが開発したMomentoです。このアプリでは、TwitterFacebook、Swarm(旧 Four Square)、InstagramFlickr、Moves などの複数ウェブサービスの情報をタイムラインで一覧することができ、さらに Momento 上に直接タグや位置情報などを埋め込んだ投稿を残すこともできます。

また、いつの間にかバージョンアップでできなくなってしまったのですが、以前はRSSフィードを取り込んでタイムライン上に表示することもできました。現在のバージョンでは新しいRSSフィードを登録することはできないようですが、以前のバージョンですでに設定していたRSSフィードの取り込みは引き続き問題なくできています。

Momento Classic

Momento Classic

  • d3i Ltd
  • ライフスタイル
  • 無料

momento 2 SS momemto 2 SS
左写真が複数日付のログが並んでいる画面。この画面で特定の日付をタップすると、右写真の特定日のTL画面に遷移します。

最近、このMomentoが初めての有償アップデートを行い、新しいMomento 3というアプリになりました。ややこしいのですが、AppStore上では、新しいMonentoの方が単なる「Momento」という名前で販売されており、旧バージョンの方は「Momento Classic」という名前に変わりました。

Momento — Diary / Journal

Momento — Diary / Journal

  • d3i Ltd
  • ライフスタイル
  • ¥120

Momento 3 SS Momento 3 SS

古いMomento同様、左が複数日付のログ画面、右が特定日のTL画面です。

一目で分かる変化点としては、複数日付の画面(これがデフォルトの画面です)が非常に写真にフォーカスする作りに変わったことです。この写真はInstagramFlickr、さらにはTwitterに添付された写真などから拾ってくるらしく、リツイートを多くしている日なんかは、自分が投稿したわけではない面白写真が並ぶ可能性があります(というか、この写真でもそうなっています)。

もう一つ、見た目の変化点としては、それぞれの投稿の行間が適度に開き、また、デザイン的にもTLが見やすくなったという点が挙げられるでしょう。デザイン的には、新しいMomentoのほうに文句なしに軍配を挙げられます。

ただ、まだいくつか不満点というか、旧バージョンに比べて使いづらいと感じられる点もあります。ぼくが感じたメリットとデメリットを以下に箇条書きにしておきます。

  • メリット
    • デザインが綺麗
    • これは上に書いたとおりですが、配色なんかも「今っぽく」なっていて、いじっていて楽しいです。

    • デフォルト画面でその日に投稿した写真が表示されるようになった
    • これも上に書いたものですね。写真が見られることによって、何があった日だったのか、というのが直感的に把握しやすくなりました。

    • 行った場所の一覧やその日Twitterでやり取りした相手、タグなどの情報が、一目で把握できるようになった
    • Movesで取得した位置情報、Twitterハッシュタグやリプライ相手などの情報を、TLの最上部にサマリーとして表示してくれるようになりました。ただ、Twitterのリプライもリツイートも、どちらもmentionedという同じ区分に仕分けられてしまうのは、ちょっと修正して欲しいところです。

    • 去年、一昨年、2年前……の今日のログが見やすくなった
    • 過去の同じ月日のTLというページができ、去年や一昨年のその日、何をしていたのかパッと確認できるようになりました。これは単純に面白いですし、振り返りのきっかけになります。

    • 直接ログを入力する際、人、タグなどの情報のうち、最近入力したものが一覧できるようになった
    • Classicでは少なくとも1文字入力しないと、過去に登録した人やタグの情報が出てこなかったのですが、新Momentoでは最近入力した人、タグが表示され、タップすることで簡単に入力できるようになりました。

    こんなところ。やはりUI系の改善が多いですね。

  • デメリット
    • (少なくとも現バージョンでは)Flickrが取り込めない
    • これ、結構致命的です。なるべく早く対応する、というアナウンスは出ているのですが、少なくとも現バージョンではFlickrにアップロードした写真は取り込めません。

    • RSSフィードが取り込めない
    • これはMomento classicでも最新バージョンからは削除されている機能なのですが、新Momentoの場合、Classicとは違って過去に登録してあったRSSフィード連携の引き継ぎもできないため、RSSフィードの取り込みが一切できなくなっています。

    • Twitter投稿の取得方法が変わっている
    • Classicでは、自分の投稿のうち、リプライ形式になっているものも含めて取り込んでくれたのですが、新Momentoでは、なぜかリプライ形式のツイートは収集対象外となっています。そのため、最近Twitterで可能になった、@を入れないで自分のツイートへのリプライ形式にして、長い投稿をつらつら繋げていく、という形式で投稿した場合、1ツイート目以外の投稿が取り込まれない、という状況が発生します。

    • 検索機能が雑
    • ぼくにとってこれはかなりの改悪点でした。Momento Classicでは、キーワード検索の結果が、一つ一つの投稿について、その投稿に検索語句が含まれているかを確認し、含まれている投稿だけを一覧表示してくれる、というものでした。しかし、新Momentoでは、検索語句が含まれた投稿が含まれる日の一覧、という形で検索結果が提供されます。そのため、どういった前後関係で自分がその語句を発しているかが一覧できない上に、いちいちその日のTLを開いて、自分でその語句を探さなければならなくなってしまいました。

      ぼくは読んだ本、論文からの引用文もいったん全部Momentoに突っ込んでおき、あとで書名やキーワードで検索して引っ張ってくる、といったような使い方もしているため、この変更はかなり致命的でした。

上のデメリットがあるため、今でもメインに使っているのはMomento Classicのほうです。ただ、新Momentoには、Classicからの移行機能が付いており、この機能を使えば、Classicに新たに投稿したFlickrデータや、RSSフィード、Momentoに直接書き込んだ資料などのデータを随時新Momentoに移行することができます。その際、重複データは自動で落とされるようなので、何度移行を行ってもデータの重複は発生しません。

なので、現在のぼくの利用法としては、新しいデータも相変わらずClassicのほうに入力し、定期的にデータ移行を行ない、新Momentoのほうは何となく過去ログを眺めたり、写真を眺めたりする時に限って使っている、という感じです。デザインなんかは本当に気に入っているので、かゆい所に手が届くようになってくれればなぁ、といったところです。ではでは。