OtoyaLog

おとやさんが好きかって書くログ

AnkiでLaTeXが使えるようにした

Ankiというアプリケーションがあります。

Anki - powerful, intelligent flashcards

AnkiMobile Flashcards

AnkiMobile Flashcards

  • Ankitects Pty Ltd
  • 教育
  • ¥3,000

反復学習による知識の定着を支援してくれるアプリケーションで、特に語学学習なんかとの相性が非常に良いアプリです。iPhoneiPadにも対応しており、サーバー経由の同期が可能なので、今までスペイン語の勉強なんかで大活躍してくれていました。

ちなみに、PCアプリは無料なのですが、iOSアプリは割とお高いです。ただ、買い切りで(今のところ)サーバー同期も全て使えるので、ヘビーユーザーは購入必須です。

さて、このAnkiなのですが、LaTeXを部分的にサポートしています。つまり、構文を理解していれば数式などの表示も可能ということです。私は最近数学を勉強しているのですが、この機能を使えば、公式を記憶に定着させるための反復練習にも使えるのでは、と気づいたわけです。

ただ、AnkiはLaTeXをサポートしてはいるのですが、Anki自体にはLaTeXは含まれていないため、別途環境整備が必要となります。

LaTeXの環境構築

doratex.hatenablog.jp

とはいえ、こちらのページで紹介されている手順に則って進めていけばいいだけなので、とくにここで書くことはありません(何のためのエントリなのか)。強いていえば、mactex-20180417.pkgは3.2GBとめちゃくちゃでかいので、落とすのに結構時間がかかります。

あとはまあ、本当に上記のページの手順を順番に実行していっただけなので、ほんとに書くことは何もないですね。

AnkiでのLaTeXの実行

AnkiにおけるLaTeXの実行については、以下のページが非常に参考になります。

LaTeX サポート (LaTeX Support) - Anki日本語マニュアル Wiki*

このサイト自体、日本語で読めるAnkiのもっとも詳しいマニュアルなので、利用者は一読をお薦めします。

Ankiでの実行結果

で、上の全てを参考にしてAnkiのカードを作成したサンプルがこうなりました。

f:id:otoya_kyo:20180523142253p:plain

やってる内容がしょうもないことはこの際ひとまず置いておいて、こんな感じに綺麗に数式を描画することができました。当然ながら、LaTeX環境はPCにしかないので、PCのAnkiで一度カードを作り、それをiPhoneなりiPadなりに同期してやるという流れとなっています。