7月の読書メーター
読んだ本の数:28
読んだページ数:5344
ナイス数:30
山と食欲と私 1巻: バンチコミックスの感想
Unlimited。第2巻以降を読む前に再読。やっぱりテンポが良くて軽やかで面白いなあ。
読了日:07月31日 著者:信濃川日出雄
江戸前の旬 8の感想
Unlimited。全国握り寿司コンクールは案外あっさりと終わった。この漫画、たまーにだけれどちょっと説教臭が強めの回があるんだよなあ。
読了日:07月31日 著者:九十九森,さとう輝
禁足地巡礼 (扶桑社新書)の感想
神域としての禁足地から、ネットロアから発生したオカルトとしての「禁足地」まで、そこがどのように生まれ、現状どのように扱われているのかを紹介した新書……ではあるのだけれど、その試みが成功しているかと言われると難しい。いわゆる神域と心霊スポットを、それを受け取る側の態度で結び付けようという試みは面白いのだが。筆者の熱量も明らかに第五章「現代の禁足地『心霊スポット』」に多く割かれており、正直これだけで1冊書いたほうが良かったのでは、とも感じる。その場合、だいぶ違う本になったとは思うけれど。
読了日:07月31日 著者:吉田 悠軌
江戸前の旬 7の感想
Unlimited。全国握り寿司コンクールが話の軸になってきた。やっぱり長く続けていくとこういう料理対決的なものを描かないとネタが厳しくなってくるのだろうか。
読了日:07月31日 著者:九十九森,さとう輝
江戸前の旬 6の感想
Unlimited。無料セールをやっていたのは第5巻まででしたが、Unlimited対象なのはかなり先の巻まで。全部読み切れるだろうか。物語的には嘉志寿司の息子が初登場するのがこの巻。
読了日:07月30日 著者:九十九森,さとう輝
流浪のグルメ 東北めし (アクションコミックス)の感想
Unlimited。土山しげるの大食い漫画ではお馴染みのハンター錠二のスピンオフ……というか、1話1話が非常に短い宮城県のメシ紹介漫画。錠二、どんどん便利キャラとして使いまわされている気がする…… まあ、面白いからいいんですけどね。1話が短すぎてほとんどストーリーらしいストーリーはないです。
読了日:07月30日 著者:土山しげる
剣豪血風録 (PHP文芸文庫)の感想
Unlimited。戦国時代から江戸初期にかけての剣術家を主人公にした短編集。といっても、「宮本武蔵」などの何作品かは元々長編として書かれたものからの抜粋らしい。佐野祐願寺以外は馴染みのある剣豪だったのもあって、さらさらと読めた。「伊藤一刀斎」の作品が意外性があって面白かった。「堀部安兵衛」を巻末に持ってきたのは、爽やかでよい。
読了日:07月30日 著者:津本 陽
言語を生みだす本能(上) (NHKブックス)の感想
言語学、とりわけチョムスキーの生成文法のさわりを一般向けに解説している。英語圏の読者が想定されているため、引かれる例はほぼすべて英語からのものである。現在では古くなっている部分ももちろんあるが、生成文法のさわりを知りたい学部生あたりには今でも有意義だと思う。しかしこれ、学部にいたころに勧められた記憶がないのだけれど、何でだろう……? 当時からそうだったのだけれど、どうにも生成文法には苦手意識がある。
読了日:07月28日 著者:スティーブン ピンカー
流転のテルマ (1)の感想
Unlimited。西チベットというからガリのあたりかと思って読んでみたらラダックだった。一応ラダックを舞台とはしているもののレーがなぜかレリに名前が変わっていることからも窺えるように、チベット文化圏ファンタジーという色合いが強い。もうちょっと実際のラダックに沿っていたら続きも読んでみたけれど……
読了日:07月25日 著者:蔵西
妻、小学生になる。 3巻 (芳文社コミックス)の感想
Unlimited。対象はこの巻まで。運動会回……ってことでいいんだろか。万理華母についても第2巻より描かれてきて、この先ちゃんと内容に絡んできそうな感じ。続きは……どうしようかな。第4巻の表紙の号泣している貴恵が気になるっちゃあ気になる。
読了日:07月24日 著者:村田椰融
妻、小学生になる。 2巻 (芳文社コミックス)の感想
Unlimited。万理華母とかゲストキャラクターの麻衣の合コン相手とか、いまいち怪しいキャラクターもいるけれど、基本的には善人多めの設定なんだよな。圭介の周り見えてなさと貴恵の良くも悪くも周りが見えすぎてるのの合わせ技で今後も物語がややこしく展開していきそうな気はするけれど。
読了日:07月24日 著者:村田椰融
妻、小学生になる。 1巻 (芳文社コミックス)の感想
Unlimited。着想はファンタジーなんだけれど、ところどころ不穏なんだよなあ。まあ、この不穏駆動で物語を展開させていくっていうタイプの話なんだと思うけれど。圭介のキャラが性格的には頼りなさそうではあるのだけれど優先順位が恐ろしいほどブレないのでその一点では安心して読んではいられる。
読了日:07月24日 著者:村田椰融
二人エスケープ1+2 (トマソン商會)の感想
Unlimitedにて。先輩も後輩もどっちもかわいいなあ。
読了日:07月24日 著者:田口囁一
サピエンス全史(下) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福の感想
ジャレド・ダイアモンドに謝辞を書いており、また彼が推薦していると知って合点がいった。彼らの本は面白いには面白いのだが、当たり前のことをさも新しい知見のように仰々しく書くという共通点があり、どうにも胡散臭いのだ。本書で言うならば、国家や国民、人権や平等などの思想は虚構である、という下りがその象徴である。そんなの、言われるまでもなく当然のことだと思うけれど。ただまあ、上巻よりは読んでいて面白い部分もあった。
読了日:07月22日 著者:ユヴァル・ノア・ハラリ
江戸前の旬 5の感想
無料セールはこの巻まで。物語の初めではまだ板場に立たせて貰えなかった主人公ですが、この巻あたりになると、営業中に板場に立たせて貰えるようになっていたり、同じような展開の中にも物語の進展がみられる。ただ、続きを買って読むかと言われると、どうだろうなあ。
読了日:07月19日 著者:九十九森,さとう輝
江戸前の旬 4の感想
アレルギーの回はけっこう際どいネタだったと思うけれど、よく描いたな。今描くとするとちょっと違った形になるかもしれない。この巻で旬が二十歳になった。
読了日:07月18日 著者:九十九森,さとう輝
江戸前の旬 3の感想
寿司の話なのは変わらないのは当然なのだけれど、少しずつ話にバリエーションが出てきた気がする。
読了日:07月15日 著者:九十九森,さとう輝
江戸前の旬 2の感想
面白いんだけれど話の流れが基本的に同じなんだよなあ、と思っていたところで夏季休業による小旅行編が入ってきて驚いた。やっぱりお寿司が食べたくなる。
読了日:07月15日 著者:九十九森,さとう輝
サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福の感想
人類(著者の用語に従えばサピエンス)の先史時代から現代にいたる通史を、著者が提唱する原理に則る形で大掴みに紐解いていく。こういう本を読んだときにしばしば感じることとして、著者の主張に合わせるために、その主張に合わない事例は些末な事例として捨象される印象があるのだけれど、本書からもそれを全く感じないかと言われると難しい。上巻末で著者が唱える、世界はますます一つになっていく、という話も、昨今のトランプや習近平の台頭、新型コロナからの情勢を考えると容易には頷けないのだけれど、筆者に言わせれば、これもミクロな動き
読了日:07月13日 著者:ユヴァル・ノア・ハラリ
江戸前の旬 1の感想
寿司といえば新鮮なタネをきれいに握ればいい、くらいの理解だったけれど、やっぱりいろいろテクニックやら知識が必要なんだなあ。読みやすくて面白い。
読了日:07月13日 著者:九十九森,さとう輝
ミソニノミコト 2巻 (まんがタイムKRコミックス)の感想
最後はちょっと駆け足だったなあ、という感じ。第2巻に入って登場人物(登場神?)が結構増えましたね、という。
読了日:07月12日 著者:PAPA
ミソニノミコト 1巻 (まんがタイムKRコミックス)
読了日:07月12日 著者:PAPA
ガンニバル 1
読了日:07月12日 著者:二宮正明
ここから風林火山 2巻 (まんがタイムコミックス)の感想
本作は葛尾城で村上義清を滅ぼしたところで完結。この先は『軍神ちゃんとよばないで』と物語が重複してくるから、まあ、仕方ないのかな。スピンオフということもあるのか、特に第2巻は『軍神ちゃん〜』よりもネタがはっちゃけてる印象。 諏訪姫はポンコツ可愛いのだけれど、高遠頼継が予想外に可愛い。
読了日:07月09日 著者:柳原満月
ここから風林火山 1巻 (まんがタイムコミックス)の感想
著者の作品は『軍神ちゃんとよばないで』もそうなんですが、ドタバタギャグを基調としつつも史実のハードな部分からは逃げないで描くのが魅力だと思っているのですが、本作はまさにそんな感じです。ただ、そういうことなので妹萌えを第1巻のアオリにしたのは正解なのか難しいところ。『軍神ちゃん~』のスピンオフなのでオネエの村上義清だったり、子供みたいな山本勘助だったりのキャラは踏襲されてます。腹黒勘助がいっぱい見られるの楽しい。ちなみに信玄餅は現代に安倍川餅をもとに作られたというのが定説です。
読了日:07月08日 著者:柳原満月
雪女と蟹を食う(1) (ヤングマガジンコミックス)の感想
Twitterで冒頭だけ見かけて気になっていた漫画。絵柄に90年代を感じるのだけれど、作品のテイストとはマッチしている感じ。物語全てが夢ないし悪夢のようで、何だか現実感がない。主人公側の事情は後半でだんだん見えてきたけれど、説得力があるかと言われると、舞台設定のために取ってつけられたような感もなくはない。雪枝側のパーソナリティはまだほぼ全く明かされていないし、謎が多い。
読了日:07月08日 著者:Gino0808
マトリ 厚労省麻薬取締官 (新潮新書)の感想
厚労省の麻薬取締官のトップを務めて退官した著者による、自伝というか実体験に重点をおいた戦後日本の薬物取締の歴史とその中で麻薬取締官が果たした役割についての本。著者については現役時代にたまにテレビでインタビューに答える際の俳優顔負けの風貌が印象に残っている。覚醒剤、大麻、危険ドラッグと、時代とともに移り変わる薬物のトレンドに合わせて新たな捜査法を駆使して事件に挑む取締官の描写は読んでいてとても面白い。
読了日:07月08日 著者:瀬戸 晴海
漢語の謎 (ちくま新書)の感想
日本と中国で同じ漢字を使って表される語が、日中でどう同じなのか、どう違うのか。そして、それは日中のどちらで生まれ、どう伝播したのかといったことを実例を挙げて紹介していく。個々の実例も非常に興味深く、面白く読んだ。
読了日:07月05日 著者:荒川 清秀
読書メーター
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