OtoyaLog

おとやさんが好きかって書くログ

HUBのメンバーズカードは無料で更新できる件

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先日久しぶりにチェーン展開しているイングリッシュ・パブであるHUBに行ってきたんですよ。我が地元には出店していないので、こちらに引っ越してきて以来7年ぶりくらいのHUB。

www.pub-hub.com

店内はいい意味で変わっていなくて、メニューも昔通りで楽しかった(と言っても、今回行った店舗は初めての支店だったのですが)のですが、本題はそれではなくて。東京にいたころはHUBにはよく通っていたので、メンバーズカードを作っていたのですよ。

このメンバーズカード、支払金額に応じてポイントが貯まるのと併せて、支払時に常に5%オフになるという、入会金が500円かかることを考えても、しばしば通う客にとってはお得なカードなのです。

ポイントについては、最終来店日から1年間経ってしまうと無効になってしまうのですが、(一部のサイトに書いてあることとは違って)カード自体は1年間経過してしまっても無効にはならないそうです。無効にならないというか、無料で再発行してもらえるらしい。

今回はカード自体が無効だと考えて持参しなかったので再発行してもらえなかったのですが、次回来店時に持参すれば更新してもらえる、と店員さんに教えていただいたので、今度は持って行ってみようと思います。

4月の読書メーターまとめ

2018年に読んだ本は漫画が9冊、それ以外が5冊。Yahoo!プレミアムに加入しているとブック放題の読み放題プレミアムが付いてくることに気付いて、中旬はそればっかり読んでました。

『皇龍飯店 REST DRAGON』はベタといえばベタなストーリーの中華カンフー少女ものなのだけれど、キャラクターがすっきりしていて読んでいて非常に楽しかったです。

宮下洋一氏の『安楽死を遂げるまで』は非常に読み応えがあって興味深かったので、この分野に関心のある方は一読することをお勧めしたい。というか、きっともうとっくに読んでるんだと思いますが。

平山優氏の『天正壬午の乱』は、もう武田家以降江戸時代以前の甲信を語る上では基礎文献と言っていい本なんでしょうね、これ。読書メーターの感想にも書きましたが、依田信蕃、勝頼公の時代からこの辺までずっと輝き続けているので、この後の突然の死がファンとしてはマジで辛い。

4月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:2380
ナイス数:16

天正壬午の乱 増補改訂版天正壬午の乱 増補改訂版感想
武田家滅亡から本能寺の変勃発を契機に発生した、甲斐、信濃、上野における北条氏、徳川氏、上杉氏の三つ巴の騒乱を、信濃国衆の動向に特に注目して記述している。いまではかなり定着した天正壬午の乱の名称が、本書(正確には本書の改訂前の版)で命名されたものだとは知らなかった。個人的には依田信蕃の動向が詳しくわかったのが嬉しかった。信蕃なあ、このあと割と、「え、ここで死ぬの?」みたいな感じで戦死というか横死するのがファンとしては辛い。
読了日:04月26日 著者:平山 優


シティーハンター 1巻シティーハンター 1巻
読了日:04月26日 著者:北条司

 

ダンベル何キロ持てる?(1) (裏少年サンデーコミックス)ダンベル何キロ持てる?(1) (裏少年サンデーコミックス)感想
ジムでの筋トレをテーマにした解説&ギャグ漫画。ツッコミ役のキャラがいるのだが、そのキャラがだんだんと環境に慣れてきてボケ側に回っていくタイミングでうまい具合に新キャラが投入されるため、常に新鮮なツッコミ役が補充されて、可愛らしい女の子(子?)キャラクターがどんどん増えてゆく。
読了日:04月15日 著者:サンドロビッチ・ヤバ子,MAAM


朱にまじわれば (2)朱にまじわれば (2)感想
展開難しそうなテーマだしどうかなあ、と思っていたのだけれど、2巻で完結。1巻の後半からアイドル成分はあったけれど、2巻は御朱印成分に匹敵するアイドル成分と百合成分が怒涛の追い上げでした。巻末漫画の作者の叫びがすごい。
読了日:04月13日 著者:川崎 順平


タルタロス〜武田信玄〜タルタロス〜武田信玄〜感想
武田信玄公による信虎公追放の顛末を描いた前後編の短編。ぼくはブック放題という電子書籍サイトで読んだのだけれど、元々は同人誌なのかな? 顛末が割とコンパクトにまとまっている。駒井高白斎はちょっと絵柄が若すぎるような……
読了日:04月12日 著者:岸田 ましか


マンガでわかるシリーズ 古代中国興亡史マンガでわかるシリーズ 古代中国興亡史感想
複数の作者によって描かれているため、章によってタッチが異なるものの、全体的に読みやすく、複数の章にまたがって出てくる登場人物もほとんどいないので違和感はない。「マンガでわかる」とあるが、それぞれの章の終わりに2〜4ページほどのコラムがついており、そちらも読み応えがある。
読了日:04月12日 著者:三栄書房


死なないための智恵死なないための智恵感想
法医学者として有名な著者による、事件や事故に巻き込まれないために、あるいは巻き込まれたらどのようにして死の危険を軽減すればよいのか、という割と実際的な本。年寄りの繰り言めいて感じられる部分もあるのだが、医学的な話は、もしかすると既に古い知識になっている部分もあるのかもしれないが、勉強になった。
読了日:04月11日 著者:上野 正彦


つばめ陽だまり少女紀行 (リュウコミックス)つばめ陽だまり少女紀行 (リュウコミックス)感想
ストーリー漫画というより、観光地の美しい風景を背景に、可愛い女の子たちが動き回っているのを愛でるイラスト集というか。風景は非常に詳細に描かれているのでそちらは期待できます。
読了日:04月10日 著者:松本 規之


皇龍飯店 REST DRAGON皇龍飯店 REST DRAGON感想
今となっては少々古臭い感もあるファンタジー中国武術格闘もの……かと思ったんですが、そもそも執筆年代が思ったより新しかった。当時としてもちょっと王道すぎたのでは……という感じもしつつキャラクターが魅力的なので読んでいて気持ちがいい。おそらく第二部が描かれることはないのでしょうが、読んでみたい気がします。
読了日:04月10日 著者:竹山 祐右


終末少女 (マンガハックPerry)終末少女 (マンガハックPerry)
読了日:04月10日 著者:naga

 

道玄坂アリス 1道玄坂アリス 1
読了日:04月10日 著者:イワシタシゲユキ

 

謎のアジア納豆: そして帰ってきた〈日本納豆〉謎のアジア納豆: そして帰ってきた〈日本納豆〉感想
中国西南部から東南アジアの山岳部で大豆の発酵食品が食べられる、という話は聞いたことがあったが、実物を見たことはなく、こんなにも日本の納豆に似た食べ物が作られている、というのは本書で始めて知って驚いた。納豆をすり潰して納豆汁にするの、美味しそうなのでやってみたい。
読了日:04月07日 著者:高野 秀行


安楽死を遂げるまで安楽死を遂げるまで感想
スイス、オランダ、ベルギー、アメリカといった欧米諸国の「安楽死」の状況を当事者や周囲の人々へのインタビューを通して描き、その上でスペイン、日本という「安楽死」が法制化されていない国での現状をインタビューを通して描き出そうとしている。スペインと比べても、日本の状況は特異というか、独特に感じられる。個人的には筆者同様日本での法制化には「滑り坂理論」が発生することを危惧しているが、日本では、自分や他者の死について、もう少し身近に話題にできるような環境づくりがまず必要だと感じる。
読了日:04月04日 著者:宮下 洋一


なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 最強11神社―八幡・天神・稲荷・伊勢・出雲・春日・熊野・祗園・諏訪・白山・住吉の信仰系統 (幻冬舎新書)なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 最強11神社―八幡・天神・稲荷・伊勢・出雲・春日・熊野・祗園・諏訪・白山・住吉の信仰系統 (幻冬舎新書)感想
タイトルにある八幡神社だけではなく、天神信仰、稲荷信仰など、日本各地に同名の神社が見られる信仰について、それがどのような形で発生し、全国に広まっていったかが解説されている。八幡神社はもともと応神天皇を祀った神社なのだと思っていたが、のちに習合した結果だというのは勉強になった。また、最近興味を持っている白山信仰についても1章が割かれていてよかった。
読了日:04月03日 著者:島田 裕巳

読書メーター

ゆるキャン△ #1, #2視聴

ふじさんとカレーめん
 

ゆるキャン△』、本放送時にも少し気にはなっていたんだけれど、前にも書いたような経緯でスルーしてたんですよ。ニコニコ動画で第1話だけは見たような気もするけれど。

そうしていたら、いつの間にか想像以上のブームになっており、聖地巡礼とかもそこそこ盛り上がって、デジタルスタンプラリーなんてのも始まってるみたいで。あのスタンプラリー、ほぼ普段の私の行動圏内ということもあり、改めて興味を持っていたところにYBSでの再放送。ということで、録画視聴してみています。YBSってことで居住地域が概ねバレる。

Amazonプライム・ビデオでも配信されているので、別にそっちで見ても良いわけなんですけれど。うちのネット回線、ちょっと時間帯によってスピード出ないので。

YBSの『ゆるキャン△』は、まさかの桔梗屋一社提供。さすが、機を見るに敏というか、地元の大手企業桔梗屋

アニメは映像が綺麗で、今のところほのぼのしていて、キャラクターが可愛らしくて、風景に見覚えがあって、何というか癒しですな。もう初夏になんなんとしている時期に、冬キャンプの様子を見るのは、ちょっと季節違いな感はありますけれど。『Steins;Gate 0』といい、初夏に冬が舞台の作品ばっかり見たりやったりしてるな。

第1話、なでしこはどうやら静岡から南部町に引っ越してきたようだけれど、親御さんの仕事の都合とかなんだろか。南部町に転居って、割とレアケースというか、そういう気はするけれども。ファナックは忍野だしな。

シュタゲゼロ「存在証明のオートマトン」クリア

攻略情報はまだ見ないと言ったな。あれは嘘だ。いや、見ないでプレイしようと思ってたのは事実なんやけどな。ちょっと仕組みがよくわからんかったのと、意図しない順番でクリアしてしまうのも嫌だったので……という言い訳。

  • 総プレイ時間: 20h57m
  • Tips閲覧数: 175/206
  • CG収集率: 60.45%

例によってネタバレ配慮しないし、取り止めのない内容なので、未プレイの人が読んでも要領を得ない割にネタバレだけ食らう、という最悪の文章につきご注意。

「存在証明のオートマトン」、いわゆる真帆ルートということでいいんじゃろか。無印のエンディングは、基本的に岡部倫太郎と他のキャラクターの関係性でルートが描かれる感じ(いわゆるギャルゲ分岐に近い)だったけれど、ゼロのほうは、分岐によって主人公が変わる感じすらあるので、ちょっと作りが違う感じですね。

先のエントリでも書いたけれど、一人称になるキャラクターがちょこちょこ変わるというシステムによってこれが実現されている。

感想とか疑問点

柳林神社でスマホの電源を落とすかどうかで大きくルートが分岐するなんて、わかるかコラ。というか、初プレイ時は、あのタイミングで電源を切る操作をできるということに気づかなかった。2週目は、当初攻略情報見ずに、Amadeusからの連絡は極力無視する、という方針でプレイしていたので、電源切れることに気付くことができた。

「相対福音のプロトコル」ルートではクリスマスパーティが行われて、そこで世界線移動が起こって岡部が戦時中の世界線に飛ばされるわけだけれど、「亡失流転のソリチュード」ルートだと、それより早く世界線の移動が起こり、クリスマスパーティの代わりに新年パーティが行われる。もしかすると、「相対福音」ルートでも新年パーティ自体は行われたのかもしれないけれど……少なくとも岡部は観測できていない。

「亡失流転」ルートの世界線移動のきっかけっていうのは、一体なんだったんだろか。そして、一体何が変わったのか。このへんは今クリアした2つのルートではよく分からない。

レスキネンルート、というかおそらく「相対福音」に流れるルート全般ではライダースーツの女の正体は椎名かがりなわけだけれど、「亡失流転」ルートだと、まあ、あれはおそらく阿万音由季なんだろうねえ。ラウンダー的な組織の一員なのだとは思うけれど。「相対福音」ルートではそういった組織に所属していないのかどうかは気になる。

逆に、「相対福音」ルートではレスキネンはストラトフォーのメンバーなわけだけれど、「亡失流転」ルートだとどうなのだろうか。「相対福音」での最期を考えると、そういった陰謀に関わりはなかったのかもしれないけれど、内部対立という可能性も排除しきれないとは感じる。それと関連して、「相対福音」のレイエス教授、レスキネンルートのレスキネン教授と比べて、同じ悪役と言っても小物感が強くてちょっと笑えた。

「亡失流転」ルートの岡部は、凶真復活とまではいかないけれど、レスキネンルートの岡部と比べると多少明るくなっている印象を受ける。

クライマックス、紅莉栖、アマデウス紅莉栖が「鳳凰院凶真を、よろしくお願いします」と言うシーンでは、正直ぞぞぞーっと鳥肌が立った。この盛り上がりというか、絶妙な不意打ちがシュタゲの醍醐味だねえ。

そうそう、サリエリ、最近FGOにも登場したらしくって、なんかちょっと話題になってたな。私は中学生の頃に、本作でも話題に上がっていた映画『アマデウス』を見て以来のサリエリ好きなのでちょっと嬉しい。ちなみに、サリエリはいい人だった、派です。

とりあえず、こんなところでしょうか。

アマデウス ディレクターズカット [Blu-ray]

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Steins;Gate 0 バットエンドクリアしたよー

世間ではゴールデンウィークですが、私は曜日カレンダー、いや、曜日はまあ関係あるな。祝日カレンダーとはあまり関係のない生活を送っているので、あんまりゴールデンウィークも関係ないのですが、それはそれとして、先日届いた『Steins;Gate 0』、暇な時間はひたすらプレイし続けた結果、バッドエンド(なのかな?)「私秘鏡裏のスティグマ」に到達したので、現時点の感想をメモ程度にざっくり。

ネタバレは特に配慮しないので注意してください

  • 総プレイ時間: 12h47m
  • Tips閲覧数: 140/206
  • CG収集率: 39.98%
  • クリア時の世界線: 1.143688

攻略情報など、一切見ないで本能の赴くままにプレイしていたらこの世界線に。アニメは第3話まで視聴していたんですが、その部分でもアニメとは時系列が結構違っているなあ、という印象を受けました。アマデウス紅莉栖にクリスティーナと呼んだ理由を打ち明けるシーンは、アニメの方が感動的というか、感傷的で好きですけれど。

シュタゲは続編でもやっぱりシュタゲだった、というのが一番の感想。面白い。岡部が鳳凰院凶真に戻るのを待ち続けていたのですが、結局このルートでは覚醒(?)せずにそのまま。このルートだとタイムマシン制作には携わらず、過去の自分にムービーメールも送らない世界線なのですね。

要所要所でメールを送ったり返事をしたり、というシステムは無印から引き継がれているという感じ。メールじゃなくてRINE(Lineのようなもの)ですけれど。RINEスタンプに紅莉栖の絵柄が使われているのは、ちょっとメタ的ですけれど、そこは気にしなくていいんだろか。

新キャラクターとしては、比屋定真帆とアレクシス・レスキネン教授が、少なくともこのルートでは重要登場人物だったわけですが、どっちもいいキャラクターで好きだなあ。無印で、紅莉栖がIBN5100についてメールで相談した相手っていうのが、真帆になるんでしょうね。後付け設定だとは思うけれど。

あとは、阿万音由季さんとカエデちゃんとフブキちゃん。フブキちゃんは無印でも名前だけ登場していた記憶があるのだけれど、こういうキャラクター(ヴィジュアル含めて)だったのか。

まだ1ルートしかクリアしてないし、多分これは一番バッドエンドですが、ストーリーは結構好きです。基本的にはオカリンはずっと落ち込み続けているし、暗い話が続くし、救いはないのですが、相変わらず日常パートとシリアスパートの配分が悪くない。

一方、無印とは違い、シーン毎に一人称になるキャラクターが変わるんですが、これはちょっとゲームとしてはどうなんだろうなあ。小説としては全然アリな手法だと思うし、岡部がいない場所での展開を描く意味では仕方ない構造なんだろうけれど、ちょっとアドベンチャーゲームとの親和性は良くはない手法だと思う。

あと、この続編でのダル、めちゃくちゃカッコいいっすね。無印でも十分チートキャラだったわけなんですが、チート度と男前度が圧倒的に増量している……

それでは、メモを取りながら二週目の攻略に戻ります。まだ攻略情報は見ない。

STEINS;GATE 0 - PS3

STEINS;GATE 0 - PS3

 

 

交通事故にあったので警察に電話した話

追突

ちょっと前の話。先に書いておくと、私は傷ひとつ負っておらずピンピンしております。

事故発生まで

私は比較的交通量の多い道路で車を運転しており、信号待ちで停車していました。ちょうど斜め前あたりに路上駐車している車があり、面倒くせえところに止めてるなあ、と思いながら、それを避ける形で停車していました。

私の前にも数台車が停車していました。また、私の後ろにも後続車が停車していることは認識しており、ひなビタ♪の和泉一舞の「イブの時代っ!」を聴きながら、ぼーっと信号が変わるのを待っていました。

事故発生

ぼーっとしていると、後ろから衝撃。バックミラーで確認すると、後続車がやたらと近い。どうやら追突されたよう、ということで、路駐の車の後ろに停車。それぞれの車の状況を確認します。

事故の内容

どうやら、一旦停車していた後続車の運転手さん、ブレーキから足を離してしまったらしく、クリープ現象で車が動き出してドンって感じ。なんともまあ、あほらしい事故だ。

警察への通報

正直、車にはほとんど傷はついていないし、私もまったく怪我もしてなかったので、気をつけてくださいねー、で済ませても良いかと思ったんですが、ふと、交通事故の警察への通報って市民の義務だったのでは、と思い出し、相手方にも一言入れて警察に通報。

通報時に確認されたこと

  • 通報者は運転手かどうか
  • 現在いる場所
  • 事故のあった場所
  • 事故の概要
  • 相手の車のナンバー、車の色、車種あるいはメーカー名
  • 自分の車のナンバー、車の色、車種あるいはメーカー名

以上を確認されたあと、近くの警察官が向かうので、あらかじめ運転手同士の連絡先を交換しておくよう言われました。

警察官現場到着後

数分後、二人の警察官が現場に到着。あー、やっぱり警察官って二人一組で行動するんかなあ、と思ったんですが、以前窃盗にあったときは一人しかいなかったな。まあ、いいや。

片方の警察官が相手方の聞き取り、もう一人が自分のほうの聞き取り。なるほど、そういう理由で二人いるのね。まず、以下の書類の提示を求められます。

数日前、車の取扱説明書を確認するため、車検証なんかも入っているバッグを車外に持ち出していたのですが、そのあと戻すのを忘れていなくてよかった、とちょっとホッとしました。そのほかには名前の読み方、電話番号、職業の確認がありました。住所なんかは免許証に書いてあるので、変更がないか確認された程度。

お互いの車にほとんど損傷がなかったこともあり、警察としては、一応保険会社に連絡することをお勧めはするけれど、それは義務ではないので、あとは当事者で相談してください、という感じでした。事故証明は出せるように処理をしておく、という感じ。

まあ、こちらとしても、もともと修理どうこうという感じではなかったので、じゃあ、まあ、とりあえずこれで、万が一車に不具合が出たりした場合はまたご連絡します、という感じで現場から離脱してきました。とりあえず、ちょっと走った感じ、特に問題はなさそうかなあ。

今日からゴールデンウィークですし、交通量も多くなってますから、車を運転する方、自転車の方、歩行者の方、皆さんご安全で。

『Steins;Gate』と『バタフライ・エフェクト』

この文章、もともと2010年5月22日に当時のブログに投稿していたものなんですが、シュタゲのアニメを見返したこのタイミングでとりあえず再放出。内容は時系列を整理した以外は当時のものそのまま。

Steins;Gate』は2009年に5pbnitro+によって作られたXbox 360用のアドベンチャーゲーム(サウンドノベルと言ってもいいかもしれない)。一方、『バタフライ・エフェクト』は2004年にエリック・ブレス監督によって制作されたハリウッドムービー。

一見なんの関係もなさそうに見えるこのふたつのプロダクトですが、実はあるひとつのキーワードによって繋がっています。それは「タイムリープ」というキーワード。

このふたつの作品の類似性はすでに散々語られているような気もしますが、つい先日(つまり、2010年5月)、『Steins;Gate』をクリアし、そのままの勢いで『バタフライ・エフェクト』を再見したので、思うところをつらつらと書き連ねてみようかと。

当然ながら両作品へのネタバレが多分に含まれるので、未プレイ・未見の方は両方の作品を味わってから読んでください。『Steins;Gate』は7月にPCにも移植されることが決定したようですし、どちらの作品も絶対に時間対効果の面で損はさせません(2010年7月にPC移植が行われた)。

類似点

まず、どこが似ているかということを考えてみようと思います。第一に、主人公がある目的のために過去に戻る「タイムリープ」を繰り返す、という物語の筋立てがそっくりです。その方法も、両者ともに人間自体が過去にタイムトラベルするのではなく、過去の自分に対して記憶を飛ばす、という点です。

また、両者ともカオス理論を主題のひとつとして据えているため(『バタフライ・エフェクト』なんて、タイトルがそのまま複雑系の有名な説話ですしね)、主人公の過去での行動が現在に予想もできないような大きな影響を与えてしまう点まで同じ。

そして、主人公の目的が、幼なじみ(『Steins;Gate』)や恋人(『バタフライ・エフェクト』)を救う、ということにあるところも似ています。ただ、『バタフライ・エフェクト』も『Steins;Gate』と同じように「何をしても死んでしまうケイリーを助けようとする話」だと記憶していたのですが、見直してみたらそういうわけでもありませんでした。主人公はなるべく周囲の全ての人が幸せになるような、最大公約数的な未来を模索して動いているんですね。

相違点

Steins;Gate』では、タイムリープマシンに対してそれなりの理論付けが成されていました。一方、『バタフライ・エフェクト』では、主人公の特異体質という一言で済まされています。これはまぁ、2時間という映画の尺を考えると妥当な点ですね。いちいち詳しく説明していたら主題がブレてしまいます。

また、『Steins;Gate』のほうは、「まゆりを助けるためにアトラクタフィールドを超える」という行為が、そのまま「SERNによるディストピア構築を防ぐ」という大きな目的に繋がってしましたが、『バタフライ・エフェクト』ではそういうことはなく、主人公の身の回りの事情に終始しています。主人公とヒロインの関係性がそのまま世界の在り方に直結する、というのはいわゆるセカイ系の文脈からも語れると思いますが、バタフライ効果の影響力を効果的に見せていた気もします。だからといって、『バタフライ・エフェクト』の描き方が浅かった、ということにはもちろんまったくなりませんが。

また、周囲の環境も異なります。『Steins;Gate』では、主人公の鳳凰院さんことオカリンには助手ことクリスティーナというよきパートナーがいました。彼女は主人公のタイムリープの目的を理解し、積極的に協力します。一方、『バタフライ・エフェクト』では、その立ち位置には主人公と同じ能力を持っていた、彼の父がいます。しかし、彼の父は自分の能力の恐ろしさ(いかに人を傷つけてしまうのか)に打ちのめされており、彼にその能力は使わないように諭します。それでも使おうとする息子に対しては、その息の根を止めてでも防ごうとしました。どちらが良いとは言えませんが、日本的な「絆」と西洋的な「個」というものを感じる展開だなぁ、と。というわけで、『バタフライ・エフェクト』のほうが基本的に主人公が孤軍奮闘している感じですね。

もちろん、一番違うのはラストシーンなわけですが。これはもう、どちらがいいとは言えません。『Steins;Gate』もよかったし、『バタフライ・エフェクト』もよかったです。ただ、ラストシーンのふたり(岡部と紅莉栖:エヴァンとケイリー)の構図がどちらの作品もそっくりなんですよね。これは『Steins;Gate』のスタッフは狙ってやったのかなぁ……。『バタフライ・エフェクト』ファンとしては、オマージュ的な意味があったら嬉しいのですが。『Steins;Gate』は実績解除のギミックも合わさって神演出だったと思うし、『バタフライ・エフェクト』のエンディングはケイリーが立ち止まって振り返る、そして彼女が前を向くと同時にエヴァンが振り返る、という流れがほんとうに美しいのです。

まさか、ここまで読んでいる方にはいないと思いますが、どちらかの作品をやった(見た)ことのない人はいますぐやる(見る)べき。一押しなのです。

追伸

バタフライ・エフェクト』って実は3作作られているんだよねー。柳の下の泥鰌感があるけれど、どうなんでしょ?