Ankiというアプリケーションがあります。
Anki - powerful, intelligent flashcards
反復学習による知識の定着を支援してくれるアプリケーションで、特に語学学習なんかとの相性が非常に良いアプリです。iPhone、iPadにも対応しており、サーバー経由の同期が可能なので、今までスペイン語の勉強なんかで大活躍してくれていました。
ちなみに、PCアプリは無料なのですが、iOSアプリは割とお高いです。ただ、買い切りで(今のところ)サーバー同期も全て使えるので、ヘビーユーザーは購入必須です。
さて、このAnkiなのですが、LaTeXを部分的にサポートしています。つまり、構文を理解していれば数式などの表示も可能ということです。私は最近数学を勉強しているのですが、この機能を使えば、公式を記憶に定着させるための反復練習にも使えるのでは、と気づいたわけです。
ただ、AnkiはLaTeXをサポートしてはいるのですが、Anki自体にはLaTeXは含まれていないため、別途環境整備が必要となります。
LaTeXの環境構築
とはいえ、こちらのページで紹介されている手順に則って進めていけばいいだけなので、とくにここで書くことはありません(何のためのエントリなのか)。強いていえば、mactex-20180417.pkgは3.2GBとめちゃくちゃでかいので、落とすのに結構時間がかかります。
あとはまあ、本当に上記のページの手順を順番に実行していっただけなので、ほんとに書くことは何もないですね。
AnkiでのLaTeXの実行
AnkiにおけるLaTeXの実行については、以下のページが非常に参考になります。
LaTeX サポート (LaTeX Support) - Anki日本語マニュアル Wiki*
このサイト自体、日本語で読めるAnkiのもっとも詳しいマニュアルなので、利用者は一読をお薦めします。
Ankiでの実行結果
で、上の全てを参考にしてAnkiのカードを作成したサンプルがこうなりました。
やってる内容がしょうもないことはこの際ひとまず置いておいて、こんな感じに綺麗に数式を描画することができました。当然ながら、LaTeX環境はPCにしかないので、PCのAnkiで一度カードを作り、それをiPhoneなりiPadなりに同期してやるという流れとなっています。