私はMark O'Travelの日本におけるスポークスマンかな? っていうくらい、このアプリの素晴らしさを多分日本語ネット空間では一番書き続けている気がします。
本当に素晴らしいアプリなんですよ、これ。このアプリの素晴らしい点はいくつもあるんですが、その中で私が特に気に入っている点をいくつか箇条書きにすると、
- 世界地図 > 地域地図という地図が二重構造になっている
- それぞれの地図に対する塗分け操作に一貫性がある
- 白地図の塗分けだけでなく、旅行の日付を記録しておくことができる
- 国旗・地域旗をうまく使った秀逸なデザイン
- デフォルトの地図の色や塗分けの色が美しい
などなど。特に白地図塗分け機能と旅行記録機能の相互補完がほんとうによく考えられていて、この1点だけでも替えのきかないアプリなのです。あと、ユーザーからの要望に対するレスポンスが非常に早いのも本当に素晴らしい。
国別のMark O'Travel
で、少し前にこのMark O'Travelのアメリカ版ともいうべきアプリがリリースされたんですよ。
それがこのUSA Travel: I've Been in US。Mark O'Travelでできることはそのままで、Mark O'Travelでは全国地図が世界レベル、地域地図がアメリカだと州レベルになっていたものを、全国地図を州レベル、地域地図をその一段下のカウンティレベルに変更したものです。
要はアメリカでの滞在しか記録できないけれど、Mark O'Travelよりさらに一段細かいレベルで記録できるようになった白地図アプリということです。私はアメリカ行ったことないので、このアプリには課金してないんですが……
そして、先日ついにリリースされたのがこのChina Travel Map: I Have Beenです。もう細かい説明は必要ないですよね。USA Travel同様、全国地図が省級レベル、地域地図が地級レベルになっている中国特化型Mark O'Travelです。
全国地図はこんな感じです。台湾が省扱いされているのに引っ掛かる方もいるかと思いますが、まあ、それは、ね、うん。ただ、台湾の地域地図の行政区画は中華民国が制定しているものだったりします。
例えば私が一番訪問している雲南省の地域地図はこんな感じ。地級市が赤、自治州が黄色で色分けされているようです。
白地図塗分け大好きな中国旅行クラスタにはほんとおすすめなのでぜひ。あと、なぜか6月末まで全省の地域地図のまとめ買いが無料、というわけのわからないキャンペーンが行われているのでいまのうちにインストールとアプリ内購入だけでも済ませておくとお得です。ほんとなんで無料なんですかね。1,000円くらいまでなら即ポチ余裕だったのに。
あと、ちょっとしたテクニックなんですが、言語設定が日本語になっていると省名や市名などが全部ローマ字表記になっているんですが、設定から中国語に変更するとほとんどの地域の表記が簡体字の漢字表記になります(台湾は繁体字だったりとか、寧夏のいくつかの市はローマ字のままとかありますが)。少しでも中国語が分かる方は、たぶん中国語設定のほうが使いやすいと思います。