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台拼か教会ローマ字か

台湾語のローマ字表記の話。結論から言うと、私は基本的に台拼を使って勉強するので、今後このブログに出てくる台湾語のローマ字表記も基本的に台拼のものになります。

以下蛇足。

台湾語のローマ字表記は何種類かあるのですが、こと日本で台湾語を勉強しようとした時に使用候補に上がるのが、タイトルにもある台拼こと「台灣閩南語羅馬字拼音」と教会ローマ字でしょう。

日本で出版されているほとんどの教材が教会ローマ字を採用しています。一方で、台拼は2000年代に台湾政府によって公式に定められたローマ字表記法であり、台湾での政府系の刊行物や台湾語試験などで採用されるなど、将来性を考えると台拼のほうに分がありそう。

また、教会ローマ字は、鼻母音を表すのに「aⁿ」のように右肩に小さなnを置いたり、[ɔ]の音を表すのに「o͘」という、oの右肩に点を打った記号を用いたりと、パソコンのキーボードで打つのが面倒という問題もあります。

ちなみに、上記の音は台拼で表すと、それぞれ「ann」「oo」となります。

主にこの二つの理由から台拼を採用することにしたわけです。ニューエクスプレスとかを読んでいると、読み替えが少し手間ではあるんですけれども。

今回はこんなところで。